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食べる習慣が続かないときに|一つの工夫から始める見直し方

食事や生活の工夫が続かない時は、意志を責めずに場面を振り返ってみましょう。きっかけ・行動・その後を見て、負担の少ない工夫を一つ選ぶ方法を紹介します。

この記事で分かること
食べる習慣を見直すため、何を一つ選び、どう振り返ればよいですか?

食事と手帳を前に、手元で日々の習慣を振り返るイメージ写真
記事の内容に合わせたイメージ写真です。
説明の範囲

きっかけ・行動・その後を振り返り、一つの工夫を選ぶ考え方。減量や習慣完成を保証しない。

最初に押さえること

  • 続かなかった時、意志が弱いと決めつけない。
  • きっかけ・行動・その後を振り返る。
  • 変えるところを一つにする。

食事や運動の習慣を続けようとして、何日かで止まることはありませんか。続かなかった時に、意志が弱いと決めつける必要はありません。行動が大きすぎた、合図が分かりにくかった、忙しさや体調に合わなかったなど、別の理由があるかもしれません。

まずは一度の食事を採点せず、くり返している場面を一つだけ見つけてみましょう。そこから、暮らしに合う小さな工夫を選びます。

きっかけ・行動・その後を見てみる

たとえば、仕事が終わった後にお菓子を買うことがあるなら、次のように分けられます。

「食べない」と決めるだけでは、休みたい、気分を切り替えたいという必要が残ることがあります。食べることを禁止する前に、その場面で何を求めていたかを考えてみます。理由は「何となく」「手元にあった」でもかまいません。

変えるところは一つにする

一度にいくつもの習慣を変えると、どれが自分に合うのか分かりにくくなることがあります。まずは一つの場面を選び、次のように試します。

仕事の休憩中に毎回お菓子を買う人なら、休憩をなくす必要はありません。店に寄る前に空腹や疲れを確かめる、食べる分を皿に出して座るなど、生活に合う工夫を一つだけ選べます。夕食後に動画を見ながら食べることが多いなら、動画を見る時間は残し、食べる分を先に皿に出す、座ってから食べる、先に短く休む、といった候補を考えられます。どれも例であり、全員に合う決まりではありません。

関連する資料:厚生労働省 e-ヘルスネット「肥満・メタボリックシンドローム予防の食事」

食べることを選んでも、記録は失敗の印ではありません。工夫を試した後は「選ぶ時に少し考える余裕ができたか」「準備が負担ではなかったか」を振り返ります。食べる量や体重に変化がなくても、方法が自分に合わなかったと分かったことは、次に選び直すための情報になります。

短いメモで場面を振り返る

記録をするなら、次の3つだけを短く書きます。

  • いつ、どこで起きたか
  • その前に何をしていたか、どんな気分だったか
  • 次に試すなら、何を一つ変えてみたいか

たとえば「帰宅後/夕食の準備中/お腹が空いていた」のように、思い出せる言葉だけで大丈夫です。書き忘れた日を埋めたり、毎日続けたりする必要はありません。

工夫が合わない時は選び直す

一度試して負担が大きかった、忙しくて実行できなかった、思ったほど気持ちが楽にならなかった。そんな時は、方法を変えるか、いったんやめてもかまいません。できなかった自分を評価するのではなく、その方法が今の暮らしに合っていたかを見直します。

食事や運動について医療機関から指示を受けている場合は、その指示を優先してください。この記事の例に合わせて、食事や治療を急に変える必要はありません。

よくある質問

記録できなかった日は、あとで埋める必要がありますか?

いいえ。空いた日を埋める必要はありません。今の週から再開する、一つだけ選んで試す、いったん休むなど、自分に合う方法を選べます。

耳に触れる方法を選ばなくても、別の合図を使えますか?

はい。深呼吸や短いメモなど、耳に触れない合図も選べます。記事中の例は全員に合う決まりではありません。

参考資料

  1. 肥満・メタボリックシンドローム予防の食事 — 厚生労働省 e-ヘルスネット。食生活を振り返り、無理なく続ける一般的な考え方。個別例や体重変化の根拠ではない。